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ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
Ludwig van Beethoven
「古典期」
1770-1827 ドイツ人 作曲家 |
ベートーヴェンの生涯
音楽家の家系に生まれたベートーヴェンは幼少から楽才を発揮し、1782年に12歳で作曲を師事していたボンの宮廷オルガニスト、ネーフェの助手になりました。
その当時、作曲したピアノ・ソナタはケルンの選帝侯に捧げられ 「選帝侯ソナタ」
として83年に出版されています。
ベートーベンは間もなくネーフェの後を継いで宮廷オルガニストに昇格しました。
92年からは貴族ワルトシュタイン伯の尽力でウィーンに行き、ハイドンやサリエリに師事し、以後はウィーンで多くの貴族たちの支持を受け作曲と演奏に励みました。
彼はウィーンで出会った貴族のうちルドルフ大公とは生涯、親交を結び、多くの曲を捧げました。
それらのごく一部は
「ピアノ協奏曲 第4番 Op.58」、「ピアノ・ソナタ 告別 Op.81」、「ピアノ・トリオ 大公 Op.97」 などで、晩年の大作 「荘厳ミサ」
は大公の大司教就任を祝って書かれた作品です。
1800年頃からのベートーベンは、すでに病んでいた耳がおもわしくなく、療養も兼ねて夏はハイリゲンシュタットの田舎で過ごすようになりました。
この頃に書かれたのが2人の弟に宛てられたという
"ハイリゲンシュタットの遺書" です。
しかし、彼は創作を続けており、当時の作品にはのどかな田舎を描いた 「交響曲 田園」
があります。
ベートーベンの作品は一般的に、初期、中期、後期の3期に分けて捉えられています。
初期: ハイドン、モーツァルトの影響が見られる
Op.2〜Op.22
中期: 独自のスタイルを開発した時期で各作品に異なる味わいが出ている
Op.26〜Op.90
後期: 幻想的で詩的な要素が加わったロマン思想を先取りしたベートーベン最後の時期で各作品とも "フーガ"
のセクションが含まれている
Op.101〜Op.111
耳の病は10年にはかなり進行し、19年に完全に耳が聴こえなくなりましたが、ベートーベンは晩年に古典期からロマン期への橋渡しとなる大きな作品を書いており、27年に56歳で他界しました。 |
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ベートーヴェン : 月光・悲愴・熱情・告別の内容
ルービンシュタインの演奏というのは不思議なことに何回繰り返し聴いても飽きる事がない。
むしろ初めに耳にした時より回数を重ねる方がその独特の味わいが分かってきたりする。
人間の豊かさや大きさは時代を超えたものなのだ,なんて思ったりもする。
実際に購入した方の感想
ベートベンの代表的なピアノ・ソナタが4曲。
演奏は、アルトゥール・ルービンシュタイン。
録音は、1962年から63年にかけて行われているので、ルービンシュタインは、75歳前後の頃だと思われます。
超絶なテクニックを備えた若きピアニストとして一世を風靡した時代にもまして、円熟したこの頃の演奏も聴きごたえ十分だと思います。
迫ってくるものがあります。 |
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調Op.13
「悲愴」 第1楽章 |
1曲目の「Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Grave; Allegro
Molto E 」 |
試聴 |
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調Op.13
「悲愴」 第2楽章 |
2曲目の「Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Adagio
Cantabile」 |
ピアノ・ソナタ 第8番ハ短調Op.13
「悲愴」 第3楽章 |
3曲目の「Son No.8 in c, Op.13, 'Pathetique': Rondo:
Allegro」 |
ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調Op.27-2
「月光」 第1楽章 |
4曲目の「Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight': Adagio
Sostenuto」 |
ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調Op.27-2
「月光」 第2楽章 |
5曲目の「Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight':
Allegretto」 |
ピアノ・ソナタ 第14番嬰ハ短調Op.27-2
「月光」 第3楽章 |
6曲目の「Son No.14 in c#, Op.27 No.2, 'Moonlight': Presto
Agitato」 |
ピアノ・ソナタ 第23番ヘ短調Op.57
「熱情」 第1楽章 |
7曲目の「Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Allegro
Assai」 |
ピアノ・ソナタ 第23番ヘ短調Op.57
「熱情」 第2楽章 |
8曲目の「Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Andante Con
Moto」 |
ピアノ・ソナタ 第23番ヘ短調Op.57
「熱情」 第3楽章 |
9曲目の「Son No.23 in f, Op.57, 'Appassionata': Allegro, Ma Non
Troppo」 |
ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調Op.81a
「告別」 第1楽章 |
10曲目の「Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux': Les Adieux:
Adagio」 |
ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調Op.81a
「告別」 第2楽章 |
11曲目の「Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux':
L'Absence:Andante」 |
ピアノ・ソナタ 第26番変ホ長調Op.81a
「告別」 第3楽章 |
12曲目の「Son No.26 in E flat, Op.81a, 'Les Adieux': Le
Retour」 |
おすすめ度の平均:
世界遺産のひとつ
これは体験でした
きっとイメージ変わりますよ!
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」の内容
EMIの最新のリマスタリング技術によって蘇るART(アビイ・ロード・テクノロジー)シリーズ。
今さら何の説明もいらない超名盤である、フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭での「第9」。
実際に購入した方の感想
大戦直後の「歓喜の歌」が、ここにあります。
ベートーベンの迸る情熱と、フルトヴェングラーの凶器的な才能の昇華です。
音楽の本質、それも一生死ぬまでついて離れないひとつの情熱を感じることが出来るはずです。
ライブのモノラル録音で、咳払いも聞こえますし、オケもミスったりします。
しかし、それすらもこのひとつの極点を前にして、何だというのでしょうか。
私は聞き終わった後、手は汗でびっしょり、足はガクガクでした。
このCDは聴くのではありません。
体験するものです。
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ベートーヴェン・交響曲
第9番ニ短調
「合唱」 第1楽章 |
1曲目の「Symphony No. 9 In D Minor, Op. 125 'Choral': Allegro ma
non troppo, un poco maestoso 」 |
試聴 |
ベートーヴェン・交響曲 第9番ニ短調
「合唱」 第2楽章 |
2曲目の「Symphony No. 9 In D Minor, Op. 125 'Choral': Molto
vivace」 |
ベートーヴェン・交響曲 第9番ニ短調
「合唱」 第3楽章 |
3曲目の「Symphony No. 9 In D Minor, Op. 125 'Choral': Adagio
molto e cantabile - Andante moderato - Adagio」 |
ベートーヴェン・交響曲 第9番ニ短調
「合唱」 第4楽章 |
4曲目の「Symphony No. 9 In D Minor, Op. 125 'Choral': Presto -
Allegro ma non troppo - Allegro Assai - Allegro assai vivace - alla marcia
」 |
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ベートーヴェン :
交響曲第5番ハ短調<運命>の内容
フルトヴェングラーのディスコグラフィーでも特に重要な1枚。
戦後復帰コンサートの一晩から収録。第5交響曲がこの状況ならではの歓喜に満ちた演奏として有名だが,「エグモント」もすごい。
実に重く,苦しく,こんな音楽は二度とできまい。
実際に購入した方の感想
記憶の司令塔、海馬を鍛えるシータ波の音楽。
ベートーヴェンの運命のジャ・ジャ・ジャ・ジャーンの
ジャ・ジャ・ジャのリズムに脳を鍛えて記憶力を高めるシータ波のリズムが含まれています。
脳の活性化に最高の演奏の一枚をどうぞ。
いろんな運命のCDを持ってますがこれが一番感動しました。 |
ベートーヴェン・交響曲第5番ハ短調op.67
「運命」 第1楽章
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1曲目の「Symphony No. 5 In C Minor, Op. 67: 1 - Allegro con
brio」 |
試聴 |
ベートーヴェン・交響曲第5番ハ短調op.67
「運命」 第2楽章
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2曲目の「Symphonie No. 5 In C Minor, Op. 67: 2 - Andante con
moto」 |
ベートーヴェン・交響曲第5番ハ短調op.67
「運命」 第3楽章
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3曲目の「Symphonie No. 5 In C Minor, Op. 67: 3 -
Allegro」 |
ベートーヴェン・交響曲第5番ハ長調op.67
「運命」 第4楽章
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4曲目の「Symphonie No. 5 In C Minor, Op. 67: 4 - Allegro
」 |
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